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テクニカルで検証する昨日の相場

2018/5/18のドル円相場の考察

先週末のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/05/14)(PDF)

●デイリーレポート
先週末(5月18日)のドル/円相場は、
約4か月ぶりの111円台を付けた後、やや軟化して週を越えています。

東京時間では、ドルは底堅く推移し111円ちょうどまで上昇しました。
しかし、111円台では利食いのドル売りも控えており、
一気に上昇することはできませんでした。

その後、欧州時間に111円08銭の高値を付けましたが、
上値を買い進む勢いはなく、NY時間に入ると米長期金利が低下したことを受け
ドル売りが優勢となり、110円61銭まで軟化する動きとなりました。

もっとも、この下落でもボリンジャーバンドが下値抵抗として機能しており、
強い下方向への勢いは感じられないものとなっています。

米国の堅調な経済指標を背景に米連邦準備制度理事会(FRB)は
利上げ継続の方針を堅持しており、ドルは底堅い動きが続きそうです。
ただし、週足で見て8連続陽線となっており、これは2016年11月以降の
トランプ・ラリーの6連続陽線を既に越えており、やや過熱しているようにも思われます。
現在は押し目待ちに押し目なしといった状況となっているものの、
安易な上値追いはそろそろ警戒すべき水準となってきているのかもしれません。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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