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テクニカルで検証する昨日の相場

2018/4/23のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/04/23)(PDF)

●デイリーレポート
4月23日のドル/円相場は、
東京時間では107円台後半での小動きが続きました。
北朝鮮リスクの後退はドル買い・円売り材料とはいえ、
108円を上抜けるには材料不足とのムードが強く、
東京時間では値幅が20銭強と動きが取れない状況でした。

欧州時間半ばになると、米国債金利が上昇し、
これにつられドル買いが優勢となりました。

ドル/円は108円を上抜けると損切りのドル買いを巻き込み上昇し、
NY時間に入っても3月米中古住宅販売件数や4月製造業PMI速報値が
予想を上回ったことなどを好感してドル買いが続きました。
10年物米国債利回りが一時2.996%に上昇したことで、
108円75銭の高値を付けました。
ムニューシン米財務長官が訪中を検討しているとの報道や
黒田日銀総裁が米テレビのインタビューで、2%の物価目標達成に向け
「日銀は強力な金融緩和政策を当面続ける必要がある」との
見解を示したこともドル買い材料となったとの指摘もあります。

昨日の108円越えのドル上昇では、ボリンジャーバンドの上抜けと
強烈なバンドウォークの形成が確認できます。
テクニカルで見て、次の上値めどは昨年11月の高値114円70銭から
本年3月安値104円60銭の半値戻しである109円70銭水準が視野に入ってきます。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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