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テクニカルで検証する昨日の相場

2018/4/24のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/04/23)(PDF)

●デイリーレポート
4月24日のドル/円相場は、東京時間では108円後半での小動きとなりました。
ドル先高観は強いものの、109円を突破していく材料に欠け動きにくい相場が続きました。

欧州勢参入後も同様の動きが続きましたが、
NY時間に入るとドルが上値を試す動きとなりました。
米10年物国債利回りが2014年1月上旬以来、
4年3カ月ぶりに3%台に乗せたことを受けドル買いが優勢となり、
一時2月9日以来ほぼ2カ月半ぶりの高値である109円20銭を付けました。
3月の米新築住宅販売件数が前月比で市場予想以上に増えたことや、
4月の米消費者信頼感指数が市場予想に反して上昇するなど米経済の堅調さを示す
経済指標の発表が相次いだこともドル買いにつながったと指摘されます。

このドルの上昇で、ボリンジャーバンドを上抜けたものの、
バンドの拡大を伴わなかったことや、価格の高値更新にもかかわらず
RSIは高値を更新できなかったことなど、テクニカルでは109円台で
短期の天井感が形成されていることがわかります。

その後、NY時間後半に入ると米仏首脳会談後の
会見を受け、イランの核合意に絡む中東情勢への懸念から、
ドルは108円54銭まで押し戻され、108円80銭水準でNYを引けています。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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