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テクニカルで検証する昨日の相場

2018/2/15のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/02/12)(PDF)

●デイリーレポート
2月15日のドル/円相場は、東京時間朝方は106円台後半で始まったものの、
麻生財務相が衆院予算委員会で「今の状況において、特別に介入しなければ
ならないほどの急激な円高でも円安でもない」と述べたことで、
円高容認との思惑が台頭し106円半ばを割り込む動きとなりました。

欧州時間湖畔に、ドルのショートカバーで106円台後半に
値を戻す局面もありましたが、その後失速し106円前半に押し戻されました。

NY時間では、1月の米PPIが前年比+2.7%、コアPPIは同+2.2%と
いずれも市場予想を上回ったことを好感して106円85銭まで上昇しましたが、
106円後半では上値も重く、再び反落、東京時間の安値を更新し
106円04銭まで下落する動きとなりました。

RSIが下げ止まる中、価格は下落を続けており
ダイバージェンスを形成していますが、強いトレンドが発生しているときは
ダイバージェンスを継続しながら相場は一方向に動くことはよくあることで、
安易な反転期待はリスクが高いように思われます。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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