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テクニカルで検証する昨日の相場

2018/1/4のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/12/25)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、アジア各国の株式市場が堅調で、
これを受けてドルも底堅い足取りとなりました。
日経平均の上げ幅は前年最終営業日比で700円を超え、
1992年1月以来26年ぶり高値を付けました。
もっとも昨年来、株高と円安の相関関係が崩れており、
株高による円安圧力は限定的で東京時間の高値は
112円78銭にとどまっていました。

欧州時間に入ると、ドルはやや軟調な動きとなり
112円半ばまで押し戻されましたが、NY時間序盤に発表された
12月の米ADP雇用統計では民間雇用者数が25.0万人増と
市場予想を上回り、3月以来の高水準となったことを受け、
112円86銭まで上昇する動きとなりました。

ただし、価格は上昇したもののRSIは高値更新できず、
またMACDを見ても高値圏とはいえシグナルとの交錯が
起きており、明確なドル上昇力を感じにくい形となっています。

世界的な株高となりリスク・オンの環境となる中、
ドル/円は上値が抑えられたままとなっており、
再び上昇基調となるには材料不足に感じます。
本日は、米雇用統計を控えており
112円台での様子見姿勢が強まりそうです。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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