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テクニカルで検証する昨日の相場

2018/1/3のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/12/25)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京が正月休みのなか、
12円台での取引が続きました。
東京から欧州時間にかけては、112円台前半で
方向感のない動きを続けていました。
ただし、前日にMACDが買い転換しており、
112円水準での底堅さを感じさせる動きといえました。

NY時間では、序盤に発表された12月の
米ISM製造業景況指数が59.7と市場予想を上回り、
3カ月ぶりの高水準に上昇したことを受け、
112円台半ばに上昇しました。
しかし、ドル買いの動きは続かず、買い一巡後に
ドル円は112円台前半に反落する動きとなりました。
ボリンジャーバンドの上抜けもひげにとどまり、
この局面ではバンドウォークにはつながりませんでした。

NY時間終盤に米FRBはFOMC議事録(12月14日結果発表分)
を公表し、メンバーの大半は緩やかな利上げ継続を支持し、
多くはインフレが緩やかに2%に向かうとの予想が示されました。
また、数人が低インフレに懸念を示したが、
米経済については堅調ぶりが指摘され、
減税により力強さがやや増すとの見方も示されました。
この発表を受け、米国債利回りが上昇、
ドル/円も112円61銭まで買われる展開となり、
高値圏でNYを引けています。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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