2017/12/15のドル円相場の考察
先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/12/11)(PDF)
●デイリーレポート
先週末のドル/円相場は、東京から欧州の時間までは
112円台前半で小動きが続きました。
112円水準は底堅いものの、積極的に買い上がる
材料もなく動きにくい相場となっていました。
NY時間に入ると、米税制改革案に関し、先に難色を示していた
共和党のルビオ米フロリダ州上院議員や上院案に反対した
コーカー上院議員がそろって支持を表明したことで、
年内可決が視野に入ったことを好感しドル買いとなり、
112円74銭の高値を付けました。
共和党が示した税制改革案では、法人税率は2018年から
現行の35%から21%に引き下げのほか、2025年までの時限措置として、
個人所得税率の引き下げや基礎控除引き上げが追加されています。
米税制改革法案の年内可決が視野に入ったことで、
15日NY市場ではドルが上昇したものの、113円に達することは
できず相場に大きなインパクトは与えませんでした。
FOMC、ECB、BOEなどのイベントも通過し、
今週は、欧米勢がクリスマス休暇入りとなるため、
模様眺め姿勢が強まると予想されます。
※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
提供: FXブロードネット
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