TOP » テクニカルで検証する昨日の相場 » 2017/12/14のドル円相場の考察

テクニカルで検証する昨日の相場

2017/12/14のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


拡大画像はこちら

●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/12/11)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京から欧州時間にかけて
112円半ばから後半で方向感のない動きが続きました。
FOMCという年内の重大イベントを終えたことで、
マーケットは動く材料にかけボラティリティーも大きく低下しました。

NY時間序盤では、米新規失業保険申請件数が
22.5万件と市場予想を下回り、8週ぶりの低水準となり、
同時に発表された11月の米小売売上高も前月比0.8%増と
市場予想を上回りましたが、市場への影響は限定的でした。
NY終盤になると、共和党のルビオ米フロリダ州上院議員が
現状での案に反対を表明したことが伝わり、税制改革法案の
年内成立に懐疑的見方が浮上し、リスク回避のドル売りが
優勢となって、112円07銭まで下落する動きとなりました。

この下落で、ボリンジャーバンドを下抜け、
軽いバンドウォークが発生しています。
ただし、112円水準は買い圧力も強く、
112円30銭水準まで値を戻してNYを引けています。

米FOMCを通過し、欧米勢はクリスマス休暇入りが
意識され、動意は徐々に薄くなるものと思われます。
本日東京市場も112円台前半で模様眺めの
姿勢が強まると予想されます。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

提供: FXブロードネット
ボリンジャーバンドRSIMACDなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット
@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから

ページトップ