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テクニカルで検証する昨日の相場

2017/12/7のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/12/04)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間朝方から日本株の上昇に
支えられてドルがじりじりと上昇する動きとなりました。

欧州時間に入っても、ドルじり高の動きに変化なく、112円台後半まで上昇しました。
相場はボリンジャーバンドのアッパーバンドに絡む形で上昇していますが、
ロアーバンドの拡大はなく、バンドウォークとは言えず、
調整的なドル上昇であったことが示唆されています。

NY時間の序盤にドルがやや緩む局面もあり、
MACDが売り転換の兆しを見せましたが騙しに終わっており、
その後のドル一段高を支持する動きとなっていました。

その後NY時間終盤に米税制改革法案については
議会上院が前日、上院案と下院案のすり合わせに向け
下院と協議を開始することで合意したことを受け、
22日までに両案のすり合わせが可能になるとの
楽観的見通しが出てドル買いが優勢となり、113円台を回復、
113円16銭の高値を付け、ほぼ高値圏でNYを引けています。

本日は、米雇用統計を控えていることもあり、
東京時間では更なるドル上昇は期待しにくいかもしれません。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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