2017/12/6のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/12/04)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間から欧州時間序盤にかけて
ドルの上値の重い動きが続きました。
東京朝方は112円台後半で始まったものの、
じりじりと値を下げ、112円を割り込む動きとなりました。
この下落局面でボリンジャーバンドの下抜けと
バンドウォークが発生していることが確認できます。
ただし、112円水準ではドルの下値も堅く、
その後は112円台前半で膠着した動きとなりました。
NY時間序盤にMACDが買い転換していますが、マイナス水準に
とどまっており、ドル買いの勢いは感じられない形となっています。
昨日発表された11月の米ADP雇用統計では
民間雇用者数が19.0万人増と市場予想通りの結果となり、
市場への影響はほとんどありませんでした。
112円水準がサポートとして意識されており、
明日の米雇用統計を控えて下押し圧力が強まることは
考えにくいものの、ドルを買い上がる材料にも欠け、
112円台での取引が継続する可能性が高いようです。
※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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