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テクニカルで検証する昨日の相場

2017/11/28のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/11/27)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京朝方は111円割れがあったものの、
下げの勢いは強まらず、その後は111円台で底堅い動きとなりました。
ただし、上昇の力も弱く、午後に日経平均が前日比マイナス
となると、ドルの上値も抑えられる展開でした。

ただし、MACDは東京朝方に買い転換しており、
その後のドルの底堅い動きをサポートする形となっています。

欧州時間からNY序盤にかけては111円台半ばでの
方向感のない動きが続きましたが、NY中盤にポジション調整の
ドル売りで111円06銭まで下押しする動きとなりました。
ただし、その後は米上院予算委員会で税制改革法案が承認されたことで
上院での税制改革成立への期待が強まったことや12月利上げの公算が
大きいことを示唆する米連邦準備理事会(FRB)次期議長候補のパウエル
理事の発言を受けて、ドルは値を戻し111円64銭の高値を付けました。
北朝鮮が9月15日の中距離弾道ミサイルの発射以来、
約2カ月半ぶりに弾道ミサイルを発射したと伝わったことで
円買いの動きも出ましたが、影響は限定的で111円半ばでNYを引けています。

ただし、本日の東京時間では、
北朝鮮情勢への警戒感が上値を抑える要因となりそうで、
200日移動平均のある111円70銭水準が上値抵抗として意識されます。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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