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テクニカルで検証する昨日の相場

2017/11/6のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/11/6)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京朝方こそ114円付近で推移していたものの、
その後上値突破を狙った短期筋のドル買いが強まり、
114円50銭を上抜けると損切りのドル買いも巻き込み、
一時3月15日以来の高値となる114円73銭まで上昇しました。

ただし、この上昇では価格は前日の高値を抜けたものの、
RSIは横ばいとなっておりダイバージェンスを形成し、
その後の反落を示唆する形となっています。
また、ボリンジャーバンドを上抜けていますが、
これも一過性の動きに終わっておりドル高トレンド形成に
いたっていないことがわかります。

海外時間に入っても114円台前半での取引が続いていましたが、
米下院歳入委員会が共和党の税制改革案に関する討議を開始したものの、
年内の税制改革成立への不透明感が強まったことなどから
ドル売りが優勢となり113円70銭まで下落する動きとなりました。

ドルは、節目となる114円半ばを上抜けたものの、
達成感もあり反落しています。
114円台は依然として上値の重さを感じる動きであり、
再び115円を目指すには少し時間がかかるのかもしれません。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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