TOP » テクニカルで検証する昨日の相場 » 2017/11/1のドル円相場の考察

テクニカルで検証する昨日の相場

2017/11/1のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


拡大画像はこちら

●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/10/30)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間は堅調な日本株の動きを睨みながら、
ドルは底堅い足取りを続け114円に迫る動きとなりました。

欧州時間も米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで
小動きとなりながらも、じり高の動きで114円台を回復しました。

NY時間に入ると、10月の米ADP雇用統計が民間雇用者数
23.5万人増と市場予想を上回る伸びとなったことで
ドルは上昇し、一時114円28銭の高値をつけました。
ただし、この上昇で価格は高値更新したものの、
RSIは切り下がっており、ダイバージェンスを形成し、
その後のドル下落を示唆する形となっています。
また、MACDを見てもシグナルと交錯しており、
ドルの上昇力に限りがあることが示されています。

その後、10月の米ISM製造業景況指数が58.7と市場予想を下回り、
3カ月ぶりの低水準となったことを受けドルは反落、113円75銭まで下押ししました。
NY引けにかけては、米FOMCで景気判断が上方修正され、12月の追加利上げが
示唆されたことでドルが買い戻され114円台を回復して引けています。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

提供: FXブロードネット
ボリンジャーバンドRSIMACDなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット
@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから

ページトップ