TOP » テクニカルで検証する昨日の相場 » 2017/10/10のドル円相場の考察

テクニカルで検証する昨日の相場

2017/10/10のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


拡大画像はこちら

●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/10/10)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間から欧州時間始まりまでは、
112円半ばで方向感のない膠着した動きが続きました。
朝鮮労働党創立72周年記念日で北朝鮮が新たな挑発行為に
踏み切る可能性への警戒が強く、積極的な取引は見られませんでした。

欧州時間中盤に入ると、米債利回りが低下し、ドイツ株も
下げ幅を広げ、ドルはじりじりと軟化する動きとなりました。

MACDは売り転換し、ボリンジャーバンドの下抜けと
バンドウォークを形成しながら112円台前半に下落しました。

NY時間に入ってもドルは軟調な動きが継続、
主だった経済指標の発表がなく材料難のなか、
トランプ米大統領とコーカー共和党上院議員との対立が
税制改革実施の障害となるとの懸念もあり、
一時111円99銭の安値をつけました。

その後、スペイン・カタルーニャ州政府が、
独立に向けて穏健な姿勢を提示したことも好感し、
112円半ばまで値を戻してNYを引けています。

NYの引けにかけては、MACDも買い転換しており、
本日も112円台で方向感がないながらも、ドルの底堅い動きは続きそうです。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

提供: FXブロードネット
ボリンジャーバンドRSIMACDなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット
@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから

ページトップ