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テクニカルで検証する昨日の相場

2017/6/6のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/06/05)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京朝方は110円40銭近辺での小動きで始まりましたが、
日本株が下げ幅を拡大し始めると徐々にドルが軟化し、5月18日の安値
110円23銭を割れるとストップロスを巻き込んでドル売りが加速しました。

この流れでボリンジャーバンドを下抜け
強いバンドウォークが形成されたことが確認できます。

欧州時間でもドル売りの流れは続き、109円前半まで下落しました。
NY時間に入ると、4月の米求人件数が604.4万件と市場予想を上回り、
過去最高を更新したことで、一時109円64銭まで値を戻す局面もありましたが、
ドルの上値は重く、NY午後には再び109円23銭まで下落し、ほぼ安値圏で引けています。

英国総選挙やコミー前米FBI長官の議会証言などが
重石となっておりドルは軟調な展開といえます。
テクニカル的にも、200日移動平均やトランプラリーの
半値押し水準を下回り、下向きの力が強まっています。
本日も株価の動きをにらみながらの展開となりそうですが、下押し圧力が
強まった場合には、4月の安値108円13銭が意識される動きとなりそうです。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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