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テクニカルで検証する昨日の相場

2017/4/24のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/04/24)(PDF)

●デイリーレポート
昨日の外国為替市場は、東京朝方は、仏大統領選挙の第1回投票で
独立系中道候補のマクロン前経済相と極右政党である国民戦線のルペン党首が
5月7日の決選投票に進む見通しとなり、混乱への警戒感の後退から、
ドル/円が買い進まれ先週末の終値から大きく窓を開けるスタートとなりました。

ボリンジャーバンドは急拡大し、バンドのはるか上でのスタートとなっており、
イベントリスクの大きさを示すものとなりました。

その後も110円台で底堅い推移が続いたものの、NY時間に入ると
3月米シカゴ連銀全米活動指数と4月ダラス連動製造業活動指数が、
市場予想を下回ったことが嫌気され、ドルはじりじりと押し戻され
109円66銭の安値をつけました。

ただし、MACDを見ると欧州時間にはすでに売り転換しており、
NY時間のドル下落を先取りする形となっていたことがわかります。

その後、一部米紙でトランプ大統領が法人税の15%への引き下げを
求めていくと報道したものの、市場への影響は限定的でした。

北朝鮮への攻撃懸念を背景にドルの上値は重く、
週明けの窓を早期に埋めにいく可能性もあり、
本日109円台前半への下落のリスクには注意が必要でしょう。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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