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テクニカルで検証する昨日の相場

2017/4/25のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/04/24)(PDF)

●デイリーレポート
昨日の外国為替市場は、東京朝方は北朝鮮による核実験や
ミサイル発射が警戒されドルが緩む局面もありましたが、
徐々に警戒感が後退し、ドルも安定的に値を戻す動きとなり、
東京午後には110円台を回復しました。

テクニカルで見ると、朝方の下落しボリンジャーバンド
した抜けを試したものの失敗に終わり、その後上昇。
また、午前11時にはMACDが買い転換しており、
その後のドル上昇を示唆する形となっています。

欧州時間もドルは堅調に推移し、NY時間に入ると2月の
S&Pケースシラー住宅価格が前年比+5.85%と市場予想を小幅上回り、
5カ月連続で加速、また3月の米新築住宅販売件数が62.1万戸と
市場予想を上回り、昨年7月以来の高水準となったことで
ドル買い圧力が強まり、一時111円19銭の高値まで上昇しました。
本日発表予定のトランプ政権による税制改革案に対する期待感も
ドル上昇の要因となったとの指摘もあります。

懸念されていた北朝鮮による25日の核実験は見送られ、
フランス大統領選の世論調査ではマクロン候補が優勢となり、
懸念されていたリスクが後退しています。
市場の目は、これらのリスク要因からトランプ政権による
税制改革案に移っている感もあり、本日発表予定の
この税制改革案の内容が注目されます。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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