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テクニカルで検証する昨日の相場

2017/4/5のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/04/03)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間から欧州時間にかけて
110円台後半で方向感のない動きが続きました。
米中首脳会談などのイベントへの警戒感から上値の重さが意識される一方、
110円台での底堅さも意識されて動きのとりにくい相場展開となりました。

朝方ボリンジャーバンドのアッパーバンドにタッチしたものの、
バンド幅の拡大には繋がらず、上値抵抗として作用しました。

NY時間に入ると、3月の米ADP全米雇用報告は20万人超増加したことから、
ドル買いが加速し一時111円45銭まで上昇する動きとなりました。

この上昇でボリンジャーバンドを上抜けましたが、ロアーバンドの
明確な下落は見られず、バンドウォークの形成には至りませんでした。

その後、米3月ISM非製造業景況指数が予想を下回ったことや、
米連邦準備理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、
バランスシートの縮小の可能性が示唆されたことを受けて株価が下落したことなどから
ドルは反落する展開となり、110円半ばまで押し戻されてNYを引けています。

本日から明日にかけて米中首脳会談が予定されており
警戒感からドルの上値が重い展開が予想されます。
また、明日には米雇用統計も控えていることから、
模様眺めムードが強まり、積極的な売買は手控えられそうです。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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