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テクニカルで検証する昨日の相場

2017/3/13のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/3/13)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、先週末の米雇用統計後に利食いのドル売りに
押されて下落した流れを引き継ぎ上値の重い動きでスタートしました。
10日にロス米商務長官が、日本との二国間の通商協定は「非常に優先度が高い」
としたことも、ドル買いを手控えさせた要因との指摘もあります。

欧州時間でも、ドルは軟調で114円半ばまで押し戻される動きとなりましたが、
米FOMCでの利上げ観測も強く下値も限られたものとなり、
欧州午後からNY時間にかけてはドルが反発する展開となり、
NY午後には115円近辺まで値を戻しました。

昨日一日を通して見ると114円半ばから115円でのレンジ相場で
方向感のない動きが続いていると言えるでしょう。

テクニカルで見ても、相場はボリンジャーバンドの幅の中での推移となっており、
MACDもゼロ水準に近いところで横ばいの動きとなっていることから、
相場が明確な方向感を持っていないことが示唆されています。

オランダ総選挙やFOMC、トランプ政権による予算教書の議会提出などを控え、
市場は模様眺めムードが強まっており、本日東京市場でも昨日動揺の
114円後半を中心としたレンジ相場が続きそうです。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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