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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/6/19のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京朝方の貿易統計の発表後に95円66銭まで上昇したものの上値は重く、米FOMC待ちの模様眺めムードもあり、欧州時間まではじりじり押し戻され95円前後の水準で取引が続きました。
もっとも下落にも勢いはなく、ボリンジャーバンドを下抜けてもバンドウォークにつながる動きにはなっていませんでした。

注目のFOMCでは、声明で毎月850億ドルの資産購入プログラムを継続すると表明し、同プログラムの縮小時期は明記しなかったものの、経済と労働市場の見通しに対する下方リスクは秋以降、後退するとしました。
これを受け、それまで円とユーロに対して弱含んでいたドルは反転し、さらにバーナンキ議長が記者会見で、経済見通しが予想通りに改善すれば資産購入プログラムを年内に縮小する可能性があるとの見方を示すと、ドルは一段高となり、一時97円03銭まで上昇しました。

この上昇でボリンジャーバンドも大きく拡大しています。
もっとも、MACDを見るとFOMC声明発表前にすでに買い転換を示しており、先行指標となっていたことが確認できます。

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