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テクニカルで検証する昨日の相場

2016/6/8のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2016/6/6)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、米早期利上げへの思惑が後退する中、
手掛かり難でドルの上値が重い展開が続きました。
英国の欧州連合(EU )離脱をめぐる不安感を反映したとされる
独国債利回りの過去最低水準更新などもあり、
金融市場ではリスク回避のセンチメントが強まっているため
円買いが先行しやすい状況との指摘もあります。

海外時間でも、ドル軟調な地合は続き、一時106円59銭まで下落しましたが、
4月の米求人件数は578.8万件と市場予想を上回り、統計開始以来最高水準に増加したことや、
NY原油価格が続伸したことでドル売りが後退し107円台を回復する動きとなりました。

テクニカルで見ると、ボリンジャーバンドがバンド幅を収縮したまま
横ばいで推移しており、強い方向性が出ていないことがわかります。
ただし、昨日の2回ロアーバンドにタッチしに行っており、
やや下方向への力が強いのかもしれません。

また、MACDもゼロ水準以下で、RSIも50以下で推移しており、
これらも強い方向性はないものの、ややドル売り優位と見ることが出来ます。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDRSIを表示しています。

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