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テクニカルで検証する昨日の相場

2010/02/22のドル円相場の考察

昨日のドル円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDDMIを表示しています。


チャート[拡大画像はこちら]

昨日は、朝方ドルの買い戻しが見られましたが、92円水準は強い上値抵抗ができており(A)、92円を回復することなく天井を付けています。
その後は一貫してレジスタンスラインBに上値を抑えられて下落する動きを続け91円前半まで押してNYの引けとなっています。

ドル売りの流れが続いたことは、MACDが反転することなく右肩下がりでシグナルを下回り続けたことでも確認できます(C)

また、DMIでも15時あたりで-DIが+DIを上回って以降、ギャップが開いていっていることでも、ドル売りトレンドが続いていたことが分かります。

【テクニカル一口解説】

1. テクニカル分析の分類
テクニカル分析は大きくは、時系列と非時系列、トレンド系とオシレーター系の二つに分類されます。
 a. 時系列・非時系列
 時系列とは分析をする際に時間を要素に入れるもので、グラフの横軸に時間を記入します。
 (代表例:ローソク足、移動平均)
 非時系列とは、分析に際し時間の要素を排除したもので、価格の動きだけを分析します。
 (代表例:ポイント・アンド・フィギュア)
 b. トレンド系・オシレーター系
 トレンド系は相場の方向性を分析するものです。(代表例:ボリンジャーバンド)
 オシレーター系は、相場の強弱や売られ過ぎ買われ過ぎなどを分析するものです。
 (代表例:RSI,ストキャスティクス)

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