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テクニカルで検証する昨日の相場

2016/2/16のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京時間に日経平均株価が300円
以上上昇したことを受けて115円に迫る局面があったものの、
この水準では戻り売り圧力も強く足踏みする動きとなりました。
その後は、株価が上げ幅を縮めるにともないドルも押し戻され、
欧州勢が参入すると114円前半まで値を下げました。

MACDを見ると、東京朝方には売り転換しており、
アジア時間のドル反落を先取りしていたことがわかります。

NY時間スタートでは原油先物相場の下げが市場の一部で
嫌気され、ドル安が加速し一時113円60銭まで下落しました。

この動きで、ボリンジャーバンドを下抜けたものの、
バンドウォークは伴わず、すぐに反発する動きとなっています。

その後にサウジアラビアやロシアなど主要産油4カ国が原油
生産の水準を凍結することで合意とのニュースが伝わると、
リスク選好地合いが高まり、原油相場の上昇とともにドルが
買われ、NY引け後には114円台を回復しています。

MACDも東京朝には買いに転じており、113円台では
ドルの下値が堅いことが示唆された形となっています。

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