2018/10/22のドル円相場の考察
10月22日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/10/22)(PDF)
●デイリーレポート
10月22日のドル/円相場は、東京時間では朝方に112円35銭の安値を付けた後、
終始ドルが堅調に推移する動きとなりました。
中国株が寄り付き直後から2%を超える上昇となったことや午後になり日本株も
上昇に転じたことでリスク・オンのムードが強まりドルを下支えしました。
海外市場でも、ドルは底堅く112円後半で高止まりする展開となりました。
英国の欧州連合(EU)離脱交渉の膠着感が根強く英ポンドが売られ、
イタリアの財政不安からユーロが売り込まれました。
英ポンドやユーロに対してドルが大幅に上げ、円にもドル買いが波及したとの指摘もありました。
ただし、テクニカルで見ると、ドル/円のRSIはすでに高値圏に達し反落しつつあるように見え、
またMACDも売り転換していることから、短期的な調整の可能性には留意しておきたいところです。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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