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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/10/8のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京朝方は120円台を維持していたものの、
日経平均が一時200円超に下落する場面もあり、120円を割り込む動きとなりました。
その後、午後にかけて119円後半での小動きに終始していましたが、
ロンドン参入後一時119円60銭近辺まで下押す動きとなりました。

この流れで、小さなバンドウォークが起こっていますが、下ヒゲが底打ちを示唆する
形となり、その後NY時間にかけてドルは値を戻す展開となっています。

NY時間では、9月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を受けて
早期利上げ観測が後退したため一時ドル売りが優勢となる局面もありましたが、
その後、議事録でほとんどのメンバーが世界経済の混乱が米国経済への見通しを
大幅に変えることがないと見ていることが明らかになりドル買いが再燃し、
120円を回復する動きとなっています。

今秋は日米の金融政策の行方をにらみながらも神経質な動きが続いており、
120円を挟んだ方向感のない相場となっています。
この保ち合いをどちらに抜けるのか、慎重に見極めたいところです。

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