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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/6/8のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、先週末発表された強い米雇用統計で上昇した分の
利益確定売りでドルが押される展開となりました。

MACDを見ると、東京朝方には既にドル売りに転換していたことが確認できます(A)

その後、オバマ米大統領が主要7カ国(G7)首脳会議で強いドルは問題と発言したと
報じられたことで、ドル売りが強まる動きとなりました。
ただし、オバマ米大統領は、ドル高が問題だと発言したとの報道について
「そんなことは言っていない。ドルやその他通貨の日々の動きにはコメントしない」と否定しています。
それでもドル独歩高への警戒感は払拭せず米国の債券利回りの低下に伴いドル売りが優勢で、
125円を割り込むと加速し124円29銭まで下落しました。

この局面で、ボリンジャーバンドの下抜けとバンドウォークが示現しています(B)

MACDは、この間一貫してドル売りシグナルを出し続けており、
昨日のドル売り圧力の強さを窺わせるものとなっています。

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