2015/5/12のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。
昨日のドル/円相場は、東京時間は材料難で120円前半での小動きとなりました。
東京午後には、120円28銭まで上昇し、ボリンジャーバンドを上抜ける局面もありましたが、
ヒゲだけの一過性の動きに終わり、明確な方向性は出ませんでした。
欧州時間になると、ギリシャが本日期限をむかえた国際通貨基金(IMF)からの融資で
元本返済を履行したことを受けて、ギリシャ懸念がやや緩和し、ユーロ買い・ドル売り
圧力が強まり、この影響でドル/円でもドル売りの流れとなりました。
MACDを見ると、欧州時間のドル下落に先駆けて、売り転換していることが確認できます。
その後、一時的にドルが反発する局面もありましたが、
上値は重く119円78銭まで下落し、安値圏で引けています。
MACDは売り転換して以降、一貫して売りサインを出し続けており、
ドルの上値の重さを印象付けています。
提供: FXトレーディングシステムズ
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