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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/5/7のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、前日の流れを受け、ドルの上値の重い展開が続きました。
東京時間午後から徐々にドルは値を下げ、欧州時間には119円前半まで下落しました。

この流れでボリンジャーバンドを下抜けしましたが、
一過性の動きであり更なる下落にはつながりませんでした。
また、MACDも売り転換しましたが、これも騙しに終わっています。

NY時間に入ると、発表された米新規失業保険申請件数が前週比3000件増の
26万5000件と、市場予想の28万件よりも良い内容だったことを受けて、
本日の米雇用統計に期待が広がり、ドルは上昇し119円86銭をつけました。
雇用統計前のポジション調整の動きもドルを下支えしたとの指摘もあります。

この動きで、ボリンジャーバンドの上抜けと、MACDの買い転換も起きましたが、
これも下方向の動きと同様に大きな勢いのあるものではなく、
基本的にはイベント前の方向感の無い動きに終始した相場といえそうです。

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