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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/4/15のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京朝方から堅調に推移しました。
早朝から輸入企業の買い注文が相次ぎ、新年度に入った本邦機関投資家の
ニューマネーが流入しているとの指摘も出ていました。

しかし、欧州市場に向けては、ECB理事会とドラギ総裁の会見待ちとなり、
ポジションを調整する動きからドルの上値は重くなり、じりじりと値を下げる動きとなりました。

さらにNY時間に入ると、米国の4月NY連銀製造業景気指数が予想外のマイナスに
落ち込んだほか、3月鉱工業生産や設備稼働率が予想を下振れたことを背景に
ドル売りが加速し、一時119円を割り込み、118円79銭まで下落しました。

テクニカルで見ると、ボリンジャーバンドではバンドの中での動きが多く、明確な方向性は
見られず、NY時間の下抜けも一過性のもので終わっていることがわかります。

MACDも日々転換を繰り返しており、強い方向性は感じられません。

有力な手がかりが見つからないなか、日米の株価をにらみながら神経質な動きが続きそうです。

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