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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/6/24のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表RSIを表示しています。

週明けのドル/円は、堅調推移となりました。
「円安」から「ドル高」にテーマが変容する中で騰勢を維持したと言えそうです。
また、参院選の前哨戦となった23日の都議選での自民・公明両党の圧勝がしたことで有権者のアベノミクスへの支持が確認され、参院選でもさらに勝利が予想されたことでドル/円の買いに安心感が出ているとの指摘も出ていました。

ただし、海外市場では最近の5営業日続伸が行き過ぎであり、ドルの上昇ピッチが速すぎるとの判断もあり、やや弱含んで97円台に押し戻されています。

テクニカルで見ると、5月22日の高値から6月13日の安値までの下落幅の半値戻し水準で上値を止められています(A)
この水準を抜けると、61.8%戻しである99円95銭~100円が再び視野に入ってきます。

また、実体でも先行スパンの雲に跳ね返されたことが確認できます。
本日以降も、雲の下限が98円15銭水準で続き、終値ベースでこの水準を超えるかどうかが注目されます。

RSIを見ると、50水準の中立レベルまで戻っており、方向性が出ていません(B)
目先は、明確な方向性のでない神経質な展開が続くのかもしれません。

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