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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/4/17のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

先週のドル/円相場は、一貫してドルが軟調に推移する展開となりました。
3月の米小売売上高、鉱工業生産、住宅着工件数などが市場予想を下回ったことで
米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測は後退し、日米金利差の拡大を見込んだ
投資家のドル買い・円売りに巻き戻しが出たことが要因とされます。
また、17日のNYダウが大きく下げたこともドル売りにつながり、
週末には一時118円57銭の安値をつけました。

テクニカルで見ても、ドルの弱さが確認されます。
相場は、一目均衡表の先行スパンの雲を突っ切る形となっており、
クリアーな下抜けのリスクが高まっています。

また、遅行スパンはローソク足と逆行の動きで、売り転換しており、
今後も下方向の力が続きそうに見えます。

118円台は、過去の強い下値抵抗があり、この水準を支えられるかが注目されます。
この水準を下抜けてしまうと、115円までの大きな押しのリスクが高まりそうです。

ただし、Williams %Rはかなり低水準まで落ち込んでおり、短期的な反発も期待されます。

材料的には、28日の日米首脳会談に向けて、日米政権によるドル高・円安を抑制する動きが
警戒されているとの指摘もあり、ドル/円はやや弱含みの動きが予想されているようです。

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