2015/4/14のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
チャートは、ドル/円の1時間足、パラボリック(Parabolic)、MACDを表示しています。
昨日のドル/円相場は、前日の浜田内閣参与の発言の影響が残り、ドルは上値の重い動きが続きました。
朝方は120円台で始まったものの、本邦輸出勢からのドル売りが散見され、
120円を割り込むとじりじりと値を下げる動きでした。
NY時間に入ると、3月の米小売売上高が前月比0.9%増で、市場予想の1.0% 増に届かず、
コア売上高も0.3%増となり、予想の0.5%増を下回ったことや、IMFが米国の2015年と16年の
成長率予測を今年1月時点での予測3.6%と3.3%か ら、それぞれ3.1%へと下方修正したことで、
米国の利上げ開始時期が当初予想よりも後ずれするとの思惑が広がり、長期金利が上昇し、
つれてドル売り圧力が強まり、一時119円07銭と約1週間ぶりの安値を付けました。
テクニカルで見ても、昨日はドルの軟調さが現れています。
パラボリック(Parabolic)は、一昨日の海外市場で売り転換した後、
一貫して売りサインを続けています。
また、MACDも同様の動きを示していることが確認できます。
ただし、パラボリック(Parabolic)、MACDともにNY時間の終わりにかけて買い転換しているため、
本日の東京時間はドルが底堅く推移する可能性が強いように思われます。
提供: FXトレーディングシステムズ
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