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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/3/30のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、アジア時間は本邦の期末を控えて
動意に乏しく、119円前半での小動きが続きました。

欧州時間に入ると、中国が成長を押し上げるために追加刺激策を導入するとの
期待にリスク選好の円売りが優勢となり、119円後半へと上昇しました。
この流れでボリンジャーバンドの上抜けと、上方へのバンドウォークが示現されています。

もっとも、MACDを見ると、既に前日の海外市場で買いに転換しており、
ドル買いへの流れが出来つつあったことが確認できます。

そのNY時間に入ると、月末、期末に向けた実需のドル買い、米国の2月コア
PCE価格指数の予想外の上昇、予想を上振れた2月中古住宅販売成約指数
などを受けてドル買いが続き、120円台を回復する動きとなりました。

NY時間の午前にはバンドウォークは終了していますが、その後の緩やかな
ドル買いが続き、アッパーバンドに絡みながら推移していることが確認できます。

120円台では利食い売りも出て上値が重くなり、MACDも売り転換してNY市場を
引けているため、本日は120円台を維持できるかが注目されます。

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