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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/2/27のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表RSIを表示しています。

先週のドル/円相場は、118円台後半で方向感のない動きが続きましたが、週後半に
国際支援団がギリシャに対する融資の4カ月延長を承認したことでリスク回避的なドル売りは
一服し、またイエレンFRB議長が議会証言で早期の利上げ開始に否定的な見解を示したものの
10-12月期の米国内総生産改定値が予想を上回ったことや月末のドル需要などに支えられ
119円台を回復、119円84銭の高値をつけて高値圏で週を越えています。

今週は、週末に米雇用統計を控えており、失業率が5.6%へ低下することが
予想されていることなどからドルの堅調な動きが期待されます。
もっとも、3月期末に向けた本邦機関投資家のリパトリ(外貨建て資産売却・
円買い)が次第に増える可能性もあり、注意が必要といえそうです。

テクニカルに見ると、一目均衡表では三役好転が
続いており、ドルが堅調な地合を維持しているといえそうです。

RSIをみても、50以上で推移しているものの、買われすぎ水準までは
上昇しておらず、緩やかなドルの上昇を示唆する形状となっています。

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