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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/2/26のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、アジア時間から欧州時間では、目新しい材料もなく118円後半での小動きが続きました。
119円台では、米系ファンドのドル売りが待ち構えており、119円台を維持することは難しかった模様です。

NY時間に入ると、朝方発表の米1月コア消費者物価指数や1月耐久財受注が市場予想を上回り、
米連邦準備理事会(FRB)による今年半ばの利上げ期待が再び高まったことで、
ドルは主要通貨に対して上げ幅を拡大し、ドル/円も119円台を回復しました。
さらに、米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁やセントルイス連銀総裁のブラー ド総裁が
早期の利上げを示唆したことや、ブラード総裁が「ドル高が米経済や金融政策に与える影響はごくわずかだ。」
と発言したこともドルの押し上げ要因となり、119円49銭の高値をつけました。

この局面で、相場はボリンジャーバンドを上抜け、強いバンドウォークが示現しています(A)
また、MACDを見ても同じタイミングで買い転換しており、ドルの上昇の始まりが示されています(B)

ただし、120円水準では根強いドル売りも控えており、来週の米雇用統計を
見極めるまでは、一気に上昇というわけにはいかないかもしれません。

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