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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/3/2のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、アジア時間から欧州時間にかけては
119円台後半で、ややドルの上値の重い動きを続けました。
東京昼過ぎにはMACDも売り転換しており、海外時間へ向けての
ドル軟調な推移が示唆される形となっています。

しかし、NY時間に入ると、米雇用統計の発表を今週末に控え、
米国の1月コアPCE価格指数が予想に一致し安定性を見せたことや
個人消費支出(PCE)が実質ベースで増加に転じたことを受けて
債券利回りの上昇に伴うドル買いが優勢となり、
2月12日以来となる120円台に上昇し、120円16銭の高値をつけました。

この動きで、MACDも急反発し、買いサインに転換しています。
ボリンジャーバンドを上方へ突破していますが、120円台では上値も重く、
強いバンドウォークを実現することはできませんでした。

日米の金融政策の方向性の違いがはっきりとしてきており、
ドルの緩やかな上昇が期待されるものの、
週末の米雇用統計も意識しながら慎重なトレードが続きそうです。

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