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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/12/26のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

先週のドル/円相場は、底堅い動きながらも、高値圏での足踏み状態となりました。
23日発表の7-9月期米国内総生産(GDP)確定値は前期比年率+5.0%へ上方修正されたこと、
NYダウの史上最高値更新、日本の11月コアインフレ率が前年比+2.7%と低迷したことが
ドル上昇の要因となりましたが、120円台後半では利食いのドル売り圧力も強く持ち合い相場となっていました。
週後半はクリスマス相場で閑散としており、取引が手控えられたことも相場が膠着する要因となったようです。

しかし、テクニカルで見ると、ドルの上昇の流れは続いているように見えます。
一目均衡表では遅行スパンとローソク足が同期する動きを続けており、この流れが続けば
今週はもう一段のドル上昇が期待できます。

また、基準線と転換線の再買い転換の可能性が高まっているようにも見えます。

Williams %Rも高値圏にとどまっており、ドルの強さをサポートする形となっています。

1月9日発表の米雇用統計は、失業率は5.7%で11月の5.8%から低下する見込みで、
非農業部門雇用者数は前月比+24.0万人と予想されています。
雇用者増加数は11月実績の+32.1万人を下回る見込みですが、労働市場の穏やかな改善を意識して
ドルは底堅い動きを続けるとの見方が強いようです。

ギリシャでの解散・総選挙の可能性やロシア・ルーブルの再下落などのリスク要因を見極めながらも
年末年始はドル買いが続きそうです。

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