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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/1/8のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日平均足、一目均衡表MACDを表示しています。

昨日は、東京市場で買い遅れていた本邦輸入企業のドル買いが散見されましたが、基本的には短期投機筋が中心の取引となり、利益確定のドル売りに押される展開となりました。

テクニカルで見ると、昨日指摘していましたように平均足が陰転しました(A)
24営業日ぶりの陰転であり、単なる時間調整としても1~2本の陰線が続く可能性があります。

昨年12月初めからの上昇の調整となりかどうかが、サポートラインBを下抜けるかどうかがポイントといえそうです。
本日は86円半ばにあり、週末には87円台に上昇してきます。
このサポートを割り込むと85円半ばまでの調整が視野に入ってくるでしょう。

MACDを見ても上昇を続けるシグナルに対し、MACDが反落してきており、売り転換の可能性が示唆されています(C)
調整のドル下落が続くかどうか、このMACDの動きにも注目といえるでしょう。

もっとも、マーケットでは今回は急激な円売りに対する調整であり、かつ価格調整よりも時間調整に終わるとの見方が強く、日銀金融政策決定会合までは大きな下押しは期待しにくいとの指摘があります。

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