2014/11/18のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。
昨日のドル/円相場は、アジア時間は116円台半ばで小動きとなっていましたが、安倍首相が
消費増財の先送りと衆院解散を決めたとの報道が流れると円売りに反応し、首相が記者会見で
正式に表明を行った後は一時7年ぶりの円安値となる117円07銭をつけました。
しかし、117円台では利食い売りも厚く、また材料で尽くしムードが強まったためドル/円は
116円前半まで調整する動きとなりました。
NY時間になると、予想を上振れた米11月NAHB住宅市場指数や10月生産者物価指数を受けた
ドル買いが優勢となり、116円後半まで値を戻して引けています。
消費増財の先送りと衆院解散という材料を受けて、相場は上下に振らされており、テクニカルで見ても
混乱していることが伺えます。
ドルの上昇で117円台へ突入してもバンドウォークは発生せず、その後の下落ではボリンジャーバンドが
下値抵抗となり、バンドの中で相場が動いていることが判ります。
MACDとシグナルも交錯しており、方向感が見出しにくい形状です。
現状では117円水準が上値抵抗、116円30~40銭近辺が下値抵抗となっており、どちらを抜けていくかに
注目したいところです。
提供: FXトレーディングシステムズ
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