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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/11/19のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の1時間平均足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、一貫してドルが上昇する展開となりました。
東京朝方から116円後半で底堅く推移し、日経平均がプラス圏で寄り付くと117円台を
回復する動きとなりました。
7-9月期国内総生産(GDP)や首相の増税延期、衆院解散の表明といったイベントを通過しても
材料で尽くしのドル売りの流れが強まらなかったとしてドルの底堅さが再認識され、
買い戻しの動きが出ているとの指摘もありました。

海外時間では、10月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の中で、フォワードガイダンスの
「量的緩和第3弾(QE3)終了後も相当の期間、異例な低金利を維持することが正当化される」で
「相当の期間」を削除することを望んだメンバーがいたことや、利上げに向けた道筋が協議されたことが
明らかになったことを背景に利上げ観測を受けた債券利回りの上昇に伴うドル買いが再燃し、
118円台へと上昇しています。

テクニカルで見ても、ドルの上昇力が確認される形です。
平均足は昨日一貫して陽線を続けており、調整の兆しさえありません。
MACDもドル買いサインを出し続けており、NY時間後後に一瞬転換の兆しを見せましたが、
これも騙しに終わっています。

118円台では利食い売りの注文も見受けられますが、買い遅れた向きも多く、ドルの下値は
限定的といえるかもしれません。

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