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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/9/30のドル円相場の考察

昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のユーロ/ドル相場は、アジア時間は1.26ドル後半での小動きが続きました(A)
ユーロ圏の9月消費者物価指数速報値を控えて手控えムードが強い相場となりました。
市場予想は前年比プラス0.3%と、前回8月のプラス0.4%から伸びが鈍化する見通しで、
低調な内容となり、域内の低インフレ傾向が改めて確認されれば、欧州中央銀行(ECB)
理事会を控え、追加緩和への思惑が台頭しやすいとして警戒感がありました。

海外市場では、ユーロ圏の9月消費者物価指数速報値が市場予想の前年比プラス0.3%と発表され、
力強さにかけたものとの評価によりユーロ売り圧力が高まる展開となりました。
ユーロ/ドルは1.26ドルの大台を割り込み、2012年9月以来の安値となる1.2571ドルの安値まで
下落しました。
ユーロ/ドルの変動は、四半期ベースでは7.8%の下落で、下落幅としては2010年第2・四半期以来
最大を記録しました。

このユーロの下落局面では、ボリンジャーバンドの下抜けとバンドウォークを伴った強いトレンドが
観察されます(B)

MACDを見ても、欧州参入後に既に売り転換していることが確認でき、指標発表前から
ユーロが軟調な動きを示していたことがわかります(C)

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