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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/9/29のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京の午前中は投機筋の利食いに押される場面もありましたが、
午後の取引では損失確定の買い戻しを巻き込んでドルの上昇に勢いがつき、
一時109円75銭と2008年8月以来の高値を付けました。

海外市場では、香港での民主化デモを嫌気したリスク回避の円買いや予想を下振れた
米国8月中古住宅販売成約指数を嫌気したドル売りが優勢となり109円13銭まで下落し、
109円半ばでNYを引けています。

ドルの上昇ムードに変化はなく、一時的な利食いが入るものの、押し目買いの意欲は
強いものがあります。

テクニカルで見ても、昨日はボリンジャーバンドの上下のバンドともに右上がりとなっており、
趨勢的なドル買いの流れにあることがわかります。
ただし、バンドを上抜けてもバンドウォークが時限せず、急激な上昇というよりはゆっくりとした
大きな流れのなかでの上昇という形となっています。

MACDを見ても、朝方の利食い局面では、MACDとシグナルが交錯していますが、
水準的にはプラス圏を維持しており、強いドル反転の兆しは出てきていないといえるでしょう。

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