毎朝読みたい!本日の市況 9/2【金】
9/1(木)NY外国為替市況
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●NYクローズ(Bid)
ドル/円 : 76.925円(前日比+0.271円)
ユーロ/ドル:1.42586ドル(前日比-0.01119ドル)
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NY時間、ドル/円は乱高下。
8月ISM製造業景況指数が50.6と予想(48.5)を上回る強い結果だったことを受け、
ドル買い優勢となり、ドル/円は77.18 円近辺まで上昇したものの、77円台前半では
売り圧力が強いことや9/2(金)の8月雇用統計発表を控えて、ポジション調整の
売りが入り、76.73 円近辺まで下落しました。
9/2(金)東京外国為替市況
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●本日10:00レート(Bid)
ドル/円 : 76.909円近辺(前日同時刻比+0.031円)
ユーロ/円:109.812円近辺(前日同時刻比-0.583円)
ポンド/円:124.516円近辺(前日同時刻比-0.280円)
豪ドル/円: 82.467円近辺(前日同時刻比+0.598円)
ユーロ/ドル:1.42780ドル(前日比-0.00814ドル)
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TKY時間、ドル/円は76円台後半で揉み合い。
今晩発表の米国8月雇用統計を控えて方向感に乏しい展開となっております。
特に注目される非農業部門雇用者数です。
そこで、予想に比べて結果が良くなるのか悪くなるのか。
それに対して、ドル/円はどのような動きをするのか等、
過去18回分(2010年3月~2011年8月)のデータで調べたところ、以下の結果となったので、
ご参考まで。
①予想に対して結果が強かった:8回
②予想に対して結果が弱かった:10回
【発表直前レートと発表直後のレートの比較】
③ ①の場合⇒上昇:8回、下落:0回
④ ②の場合⇒下落:9回、上昇:1回
【発表直後レートとNYクローズレートの比較】
⑤ ①の場合⇒上昇:1回、下落:7回
⑥ ②の場合⇒下落:3回、上昇:7回(内3回は、ほぼ同値)
上記からわかるように
発表直前と直後レートをみると、予想に対して結果が強い場合は上昇、
悪い場合は下落となっており、素直に反応する傾向が強い。
しかし、発表直後レートとNYクローズレートを比較すると、ほぼ逆の結果になっている。
つまり、発表直後に上昇したものは、その後NYクローズレートにかけて下落する、
発表直後に下落したものは、その後NYクローズレートにかけて上昇する傾向があることがわかる。
特に「予想に対して結果が強い」場合に逆の動きをすることが多いようです。
さて、今晩の米国雇用統計は、非常に大きく動く可能性が高い為、
注目です。
※上値のポイント①77.09円近辺 ②77.20円近辺 ③77.69円近辺
下値のポイント①76.83円近辺 ②76.60円近辺 ③76.42円近辺
【本日の主要経済指標】
内 容 予 想 前 回
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17:30 (英) 8月PMI建設業★ 53.2 53.5
18:00 (ユーロ圏) 7月生産者物価指数(前年比) +6.1% +5.9%
21:30 (米) 8月非農業部門雇用者数★★★ +6.8万人 +11.7万人
21:30 (米) 8月失業率★★★ 9.1% 9.1%
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★比べてください。このスプレッド!!
【動画】通常時・指標発表時の為替の動き▼▼ 】
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主要通貨の提示スプレッド 8月の月間平均値
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【月間提示スプレッド 平均値結果】
■米ドル/円 →0.8265銭
■ユーロ/ドル →1.2331PIP
■ユーロ/円 →1.8307銭
■豪ドル/円 →2.8976銭
■ポンド/円 →23.2065銭
※上記スプレッドは2011年8月の実績(平均値)です。
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