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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/6/30のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の1時間足、エンベローブ(25SMA±0.1%・0.3%)、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日のドル/円相場は、小動きながらもドルが軟調な動きとなっています。
先週末に発表された第1・四半期の米国内総生産(GDP)確報値が低調な内容だったことを受けて、
マーケットは今週予定されている一連の米経済指標の発表を前に慎重姿勢を強めているとの指摘が
あります。
模様眺めのムードの中、ドルは6週間ぶりの安値であり101円21銭まで下落しました。

テクニカルを見ると、相場の膠着感がはっきりと出ています。
昨日の動きは、0.1%乖離のエンベローブの中に収まってしまっており、いかに動きがなかったかが
示されています。

さらにDMIを見ると、ADXが低下を続け、昨日は一日を通して超低水準での横ばいとなっており、
相場に方向感がなかったことが確認できます。

ドル/円相場は上値が重く、下抜けてしまうと100円を試す展開の可能性もありますが、木曜日の
米雇用統計までは、今のような小動きが続いてしまうのかもしれません。

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