2014/7/2のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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昨日のドル/円相場は、アジアから欧州時間にかけては、模様眺めムードの中、ドルの上値の重い展開が
続きました。
本日の欧州中央銀行(ECB)理事会や6月の米雇用統計発表を控え、昨日は朝方から積極的に
動きにくい地合いで、東京午前には日経平均株価の堅調推移を受け101円66銭まで上昇したものの、
その後はじりじりと値を下げ101円前半まで押し戻される動きとなりました。
欧州時間には、ボリンジャーバンドを下抜ける動きとなりましたが、相場は加速せずにバンドウォークには
つながりませんでした。
NY時間に入ると、企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した
6月の全米雇用報告で、民間部門雇用者数が28万1000人増加となり市場予想の20万人増を上回り、
2012年11月以来の大幅な伸びを記録したため、本日発表の6月雇用統計が強い内容になるとの期待が広がり、
ドルが急騰する動きとなりました。
この動きで、一気にボリンジャーバンドを上抜けし、バンドウォークを形成しましたが、強い勢いのあるもの
とはなりませんでした。
本日のアジア時間も、海外時間でのイベントを控え、模様眺めの動きが続きそうです。
提供: FXトレーディングシステムズ
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