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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/5/13のドル円相場の考察

昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のユーロ/ドル相場は、アジア時間は1.37ドル半ばでの膠着した動きが続きました(A)
ボリンジャーバンドは前日から縮小を続け、収縮した横ばいとなっており、大きくエネルギーを
溜め込む形となっています。

欧州時間に入ると、5月の独ZEW景気期待指数が市場予想を大幅に下回ったことを受けて
ユーロが断続的に売り込まれる展開となりました。
さらに米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが関係筋の話として、ドイツ連銀はインフレ安定化に
必要ならECBによる預金金利のマイナスへの引き下げや、パ ッケージ化された銀行ローンの
買い入れを支持する意向と報じると、ユーロ売りが加速し、ユーロ/ドルは重要な下値支持線である
1.3700ドルを割り込み、一時1.3688 ドルまで売られる場面がありました。
この流れでボリンジャーバンドの拡大を伴った下方ブレイクとなり、バンドウォークが形成されています(B)

MACDを見ると、欧州スタート時の下落ですでに売り転換しており、バンドウォークの下落を先取りする
動きが観察されます(C)

ユーロ/ドルは先週には1.40ドル近辺まで上昇し2年半ぶり高値まで達したものの、急速に軟化しており、
1.36ドル半ばをクリアーにした抜けてしまうと、ダブルトップを形成することとなるため注意が必要といえそうです。

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