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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/9/12のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円は、アジア時間では、寄り付きから小動きを続けていた日経平均が徐々に下落幅を広げたこと、米10年債利回りが時間外取引ながら低下基調を強めたことなどを受けて軟調な地合いながら、新規材料もなく99円前半での小動きとなりました。

海外時間に入ってもシリア情勢の不透明感や米連邦準備理事会(FRB)が来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で資産買い入れ縮小に対して慎重なスタンスで臨むとの観測が続き、一時99円割れを試す展開となりました。

しかし、テクニカルで見るとアジアから欧州にかけて価格は下落を続けているものの、RSIは右肩上がりとなっており、ダイバージェンスが確認でき、相場反転が期待される形となっていました(A・A’)。
このダイバージェンスが示唆するように、相場はその後底打ちをして99円半ばまで戻ってきています。

99円以下が底堅く、100円半ば以上の上値が重いことから目先は99円台の神経質な取引が続きそうです。

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