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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/9/11のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、パラボリックMACDを表示しています。

昨日のドル/円は、東京時間にはオバマ米大統領が演説で、シリア攻撃に対して理解を求めるものだったものの、攻撃が限定的であることや、その前に外交手段を追求し、議会に対シリア行動に関する採決を延期するよう要請したことが伝わる危機感がやや後退し、ドルが買い戻される動きとなりました。
この流れで7月22日以来の高値となる100円62銭の高値を付けています。

しかし、その後は利食いのドル売りが優勢となり、海外時間に入ると先週末発表された8月米雇用統計が失望を誘う内容だったことで米連邦準備理事会(FRB)が来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で量的金融緩和の縮小に着手するのを見送るとの見方が一部で強まり、ドル/円は軟調な動きを続けました。

一日を通して、ほぼ一貫してドルが押し戻される流れであり、100円以上の上値の重さが意識させられる
展開といえます。

テクニカルで見ても、東京時間にパラボリックが買いサインを示したものの、その後売りに転じてからは終日売りサインが続く動きとなっています。

MACDはパラボリックの売り転換に先駆けて、東京朝方のは既に売り転換しており、その後も一貫していりサインを出し続けていることが確認できます。

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