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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/9/16のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

昨日のドル/円は、ローレンス・サマーズ米元財務長官が米連邦準備理事会(FRB)の次期議長候補を辞退し、オバマ大統領がサマーズ氏の辞退を受け入れたことを受け、ドルは上値の重い展開となりました。
サマーズ氏は投資家の間では比較的にタカ派とみられていましたが、サマーズ氏の辞退で、ジャネット・イエレン副議長が次期議長の最有力候補となり、イエレン氏が指名された場合、一般的に現在のバーナンキ議長の緩和的な金融政策のスタンスを継続すると期待されるため米金融政策が一段と緩やかなペースで引き締めに向かうとの見方が広がりました。

もっとも、テクニカルで見ると、ドルの底堅い基調に変化はありません。
5月22日を起点としたレジスタンスラインと、6月13日を起点としたサポートラインの三角持合いは上抜けしており、また一目均衡表の先行スパンの雲よりも上での推移が続いています。

遅行スパンもローソク足の上に位置しており、ドルの基調は強い状況です。

ただし、短期的には遅行スパンとローソク足の関係からやや横ばいもしくは小さな下押しの可能性が考えられ、Williams%Rをみても、もう一段の下押しの余地があるようにも見えます。

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