2013/9/5のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。 |
昨日のドル/円は、日銀金融政策決定会合後に調整的な円の買い戻しがあったものの、ほぼ終日一貫してドルが堅調な流れを続けました。
日銀金融政策決定会合で、景気判断を上方修正したことや、黒田日銀総裁が「消費増税後に景気下押しリスクがあった場合には追加緩和を行う」と発言したことなどがドルを下支える要因となりました。
また、海外時間に入っても8月のADP全米雇用報告の民間部門雇用者数が17万6000人増となったことや、米供給管理協会(ISM)が発表した8月の非製造業部門総合指数(NMI)が58.6と8年ぶりの高水準で、雇用に関する副指数が57と6カ月ぶりの水準に上昇したことなどを受け、ドルが上昇し、ドル/円も6週間ぶりの高値である100円20銭水準をつけました。
テクニカルで見ると、緩やかながら根強い上昇の動きを感じます。
ボリンジャーバンドは、バンドウォークのような急激な上昇の動きは起きないものの、アッパーバンドの上昇に沿って価格が動きており、底堅い動きとなっています。
MACDを見ても、東京時間に一時シグナルと交錯する局面があったものの、基調は一貫して強く、ドルの上昇を裏付けるものとなっています。
提供: FXトレーディングシステムズ
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